卒業
僕にとって2回目の卒紺参戦。
不意を打たれたのは、まこの卒業式も一緒だったこと。
僕らはまこの為に十分な声援を送れたんだろうか。。。
ミュージカルがあるまこと、その日が最後のこんこんでは差がでてしまうのは仕方がないのかもしれないけど・・・
「好きな先輩」は昼公演の時から、高橋さんとガキさんは歌えてなかったですね。
僕が観た名古屋では4人ともいい笑顔で歌っていたから・・・そんな様子を見ると卒業を実感しました。
夜公演は4人とも涙声で歌えてなかったですね。。。
泣きながらまともに歌えてない「好きな先輩」
とても5期の集大成らしい「好きな先輩」だったと思います。
卒業セレモニーでまこと紺ちゃんは書いてきた手紙を読んでいました。
石川さんの様に笑顔で涼やかではなく、泣きながら声をつまらせながら・・・
実にらしいですよね。
今まで卒業していくメンバーって、残されるメンバーを思ってか笑顔を浮かべている事が多かったのに彼女達は卒業の寂しさを隠す事もなく泣いていました。
僕らが知っている紺野あさ美と小川麻琴はそういう場面で泣かないコじゃないですよね。。。
だから・・・ステージに立っている2人が僕らが知っている2人だったからとても寂しかったです。。。
手紙の締めに彼女達はそう言いました。
彼女達の「5期メンバー」である事への愛着と誇りが見えて涙が止まりませんでした。
今回の贈る言葉は全員結構長かったですね。
はじめは絵里からでした。
泣いててなかなか言葉を出せてなかったし、何を言っているのか分からない部分もたくさんあったけど。。。
6期のコ達にとっても今回の卒業は今までと意味合いが違うんですよね。
今まではサン付けで呼んでいたいわば上の憧れの存在の卒業でした。
でも今回はアダ名で呼び合う近い存在の卒業なんですよね。
絵里の言いたい事はちゃんと聞き遂げられたと思います。
それは絵里が娘。に入って一貫して言っている事に通じている内容でした。
れいなもなかなか言葉をだせないでいたけど、泣きながらだけどしっかり彼女らしい言葉を贈っていました。
さゆは強いコでした。
しっかりとハッキリと泣いて詰まる事もなく言葉を贈っていました。
「紺ちゃんが石川さんから受け継いだピンク大好きキャラを今度はさゆみに受け継がせてください」
ずっとこの言葉を考えていたんじゃないのかな。。。
でも。。。僕の席からは言葉を伝えた後のメンバーが見える席だったんですよね。。。
言葉を言い終えた後のさゆは号泣していました。
さゆ・・・頑張ったねさゆ・・・
小春は他のメンバーに比べて言葉は少なかったですね。
でも途中の泣き声が彼女の心を雄弁に語っていたと思います。
抱きついた時に紺ちゃんとまこに頭を撫でられているのを見て可愛がられてるんだなぁと思いました。
美貴たんはしっかりと丁寧に言葉を伝えていました。
吉澤リーダーもしっかり丁寧に伝えていましたが、過ごした年月分美貴たんより揺れていました。
「後輩の卒業はヤバイ」
そう言って彼女は涙をぬぐいました。
彼女は今までと同じ様に湿っぽくならないよう笑いながら話しかけるように言葉を贈っていました。
今までと違ったのは贈られる方。
今までは彼女の先輩だったり同期だったりするから彼女の意向を汲んで笑顔で聞いてこれたけど、2人は違ったんですよね。
吉澤リーダーに寄せる信頼が真摯にさせるんですね。
涙を浮かべて真剣な表情で聞く2人がいたから「後輩の卒業はヤバイ」って言葉と涙が出たんだと思います。
5期の高橋さんとガキさんはムリですね。。。
時折笑いながら長い長い想いを綴っていった高橋さん。
ガキさんに「まとまってないから」って突っ込まれる高橋さん。
「ほら、まとっまった」笑いながら誤魔化す高橋さん。
「・・・まとまってないか」そう言いながら二人に抱きつく高橋さん。
「わたし達はいつまでもラブラブだからね」そう言いながら紺ちゃんを抱きしめた高橋さん。
とても自然な高橋さんでした。
5期のコ達と一緒の時の「どうしようもない」高橋さんが僕は好きです。
高橋さんはとても長い時間紺ちゃんを抱きしめていました。
ガキさんは・・・ホントにムリでしたね。。。
高橋さんに突っ込んでいる姿はいつものガキさんでしたが・・・
2人を前にした時彼女は言葉を出せずにずっと泣いていました。
そんなガキさんを支えに高橋さんがガキさんに寄り添ってました。
5期4人の空間。
そんな中でガキさんが発した言葉は
「本当に卒業しちゃうの?」
多分、何度も冗談めかして2人に言っていただろう言葉。
その後に漏れてしまった小さな
「イヤだ」
って言葉が彼女の本音だと思います。
それでも「おめでとう」って言った彼女は強いですよね。。。
5期の絆は見えなくなるかもしれないけど消える事は決してない。
そう思いました。
僕はずっと会場で言えなかったけど・・・